宮城県柴田町では個人の庭園を解放して、
訪れた人に自由に見てもらおうっていう、いわゆる
オープンガーデンってのをやってるんだけど
そのうちの一軒にあの、珍百景にも登場した
魅力的な場所があるんだって。



カーナビに導かれ、里山を走っていると
突然現れた“それっぽい”景色。
ここだ・・・ここに違いない！



こだわり街道と名付けられた道の序盤では
道路の脇で、レトロな看板となぞの彫刻が来たものを歓迎。



その奥の方では
ヒィィィィッッ!!!!!
誰かがこっち見てるー!!!



近づいてみたらなんてことない
かわいいマネキンでした。



頭には申し訳程度になにかの切れっぱしをひっつけ
遠い目をして道路の方を見つめています。



街道の中盤は小屋が並び
中には農機具やら置物やら統一感のないものが陳列。
なにをどこに並べるとかこだわらない！という強いこだわりが見える。


▲休憩用のベンチ。ここに座ってじっくり鑑賞しよう。



中には鶏の鳴き声が響く鶏小屋も。
その奥にも坂道に沿ってずーっと小屋ゾーンが続いていて
ひとつの街並みになっている。



小屋の中にもいろんなものが置かれていて
じっくり見たくなるものばかり。



この小屋は和室かな？
レトロな家財道具が並んで、家庭内コントでもできそうな空間。


▲部屋の隅にはチャーミングなおさげ女子が電話を待っていた。



言葉では形容しがたい魅力を持つ小屋には
ポケモンの服を着たマネキンと、さらし首が飾られていた。



こちらは高橋たい子さんの後援会事務所。
ひっちゃかめっちゃかな事務所内のどちらにたい子さんが？？



いらっしゃいました。



目鼻立ちクッキリ
色白美女の高橋たい子さんです。



街道の終盤になると、ここがいわゆる
オープンガーデンでしょうか。
「大畑ファーム２１」という未来感のある文字が植木で作られ
その上にもレトロ看板が飾られ、里山に彩りを添えています。



こちらでは、「復興させよう東日本」と
キュートでセクシーなカッパがアピール。
おっぱいポロリで手を振られたら、誰でも復興させたくなるよね～！



写真撮るのに必死で、ひたすら鑑賞していると
こだわり街道のオーナー、高橋さんに遭遇。
「うちにももっとあるから、見てって！」と誘われお邪魔することに。



高橋さんは町の過疎化に不安を感じ、話題性のあるものを作って
地元に人を集めようと、３５年前から興味を持った物を少しずつ集め
道路の脇に設置してできたのがココ「こだわり街道」



今では「昭和懐かし館」という建物を自宅の隣に作って、子どもからお年寄りまで、
会話が弾みそうなレトロなものを展示。



さらに「この奥も見てって！」と連れてってもらったのが
明るい農村笑楽交（のうそんしょうがっこう）「としとらんど」
「ここでは年取らんど～！」と、えびす顔で案内してくれた。



中ではいつでもバーベキューができるスペースになっていて
実際、珍百景の影響もあって、たくさんの人がココを訪れているみたい。



壁に飾られているこの映画のポスターイラストは
知り合いに描いてもらったという高橋さんご夫妻の似顔絵！
めちゃくちゃよく似てる！いいなあ～！！



こちらが高橋家の大黒柱
高橋義征さん
名古屋からひとりで来たというと
いろんなものを見せてくれたり
とても気さくに話してくれる、めちゃくちゃイイ人。



そしてこちらが奥様の高橋たい子さんとお孫さん。
あ、さっきの小屋にかかってた「高橋たい子　後援会」って
奥様のことだったんだ～！

おじいちゃんおばあちゃんにいろんな話を聞き
お孫さんになつかれ
帰りには採れたての柿までもらった歓迎っぷり。
これがニッポンの原風景！感激！！


こだわり街道

住所：　宮城県柴田町入間田大畑２１




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